ドラマ「埋もれる」あらすじと感想

ドラマ「埋もれる」について

ドラマ「埋もれる」は「キトキト!」や「びったれ!!!」、「プラージュ」などの作品を手がけた吉田 康弘(よしだ やすひろ)監督がメガホンをとった2014年公開のヒューマンミステリードラマです。

WOWOWの第6回シナリオ大賞受賞作品 香坂隆史(こうさか たかし)氏の「愛の告発」が名前を変更し、映像化された作品。

【上映時間:114分】

 

ドラマ「埋もれる」キャスト

●桐谷健太

北見透:「金丸フーズ」を産地偽装で内部告発するも、会社を退社させられてしまう。実家に戻り市役所で非常勤として働き始める。

●国仲涼子

浅尾葉子:ゴミ屋敷の隣家に住むシングルマザー。ゴミ屋敷の住人を気遣い身の回りの世話をしている。中学時代に北見から告白された過去を持つ。

ドラマ「埋もれる」あらすじ

食品会社に勤めていた北見透は、強い正義感から、自社の産地偽装を内部告発するが、会社を追われるだけでなく、職場仲間の人生を狂わせてしまい、自らも妻と子どもと別れてしまう。その後、実家に戻り市役所職員として働き始めたが、そこにも後ろ暗い癒着や不正が存在していた。

ある日、北見は上司から「ゴミ屋敷に住む老女」の対処をするよう命を受けたが、交渉は上手くいかず参っていた。そんな折に、ゴミ屋敷の隣の住人が初恋相手の「浅尾葉子」と知り、北見は浅尾と日々交流を重ね、暮らしに安らぎを感じ「ゴミ屋敷に住む老女」と真摯に向き合う事により解決をはかろうとするが、役所内ではゴミ屋敷の強制撤去の話が進行していた。

 

ドラマ「埋もれる」感想

★★★☆☆(半年後お時間ある方にオススメ)

脚本は、WOWOWのシナリオ大賞という事もあり、伏線の張り方、回収の仕方は秀逸でした。

前半は社会派ドラマ、中盤から後半はドラマミステリーという構成になってます。序盤の産地偽装を内部告発するという話で、「熱いヒューマンドラマかな」と思っていたら、二転三転して、いつの間にかミステーになっています。流れに一瞬置いてかれそうになってしまいますが、そこからラストまで気が抜けない、目が釘付けになるような展開の作品でした。

映像は、終始暗く陰鬱な雰囲気を醸し出しており、その暗さが物語にマッチしてより一層深く奥行きを感じる映像に仕上がっていました。

音楽は、映画「婚前特急」「マイ・バック・ページ」「プラージュ」」などの音楽を手がけたきだ しゅんすけ氏が担当しています。ドラマの何となく不安で恐ろしさを感じる音楽でした。

 

ドラマ「埋もれる」まとめ

Youtubeなど公式サイト等々探したのですが、どこに予告編がなく「どんなドラマ??」と疑問のまま見ましたが、これは予備知識が無い方がいいかなと思います。

ゾクッとします。ホラーではないですけど…。是非一見を。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です