映画「万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-」あらすじと感想

映画「万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-」について

映画「万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-」は「GANTZ」や「図書館戦争シリーズ」「アイアムヒーロー」などで有名な佐藤 信介(さとう しんすけ)監督がメガホンをとった2014年公開のミステリー映画です。松岡圭祐(まつおかけいすけ)氏の同名小説「万能鑑定士Qの事件簿シリーズ」が原作になり、そのシリーズ9巻目が映像化された作品。

【上映時間:119分】

 

映画「万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-」キャスト

綾瀬はるか

凜田莉子(りんだ りこ) :「万能鑑定士Q」の店主であり鑑定家の23歳。特別な資格はないが、絵画、骨董、宝石、漫画や映画など様々なジャンルに精通しており、その知識をもとに全てを鑑定する。

松坂桃李

小笠原悠斗 (おがさわら ゆうと) :角川書店入社4年目の26歳。『週刊角川』の編集部記者。取材の際「万能鑑定士Q」を訪ねたことで莉子と出会う。

 

映画「万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-」あらすじ

フランス パリのルーブル美術館から40年ぶりに来日する「モナ・リザ」の警備強化のため、全ての物を鑑定する眼を持つ「万能鑑定士Q」の店主「凛田莉子」はその鑑定眼をかわれルーブル美術館の臨時学芸員として採用される。同時に採用された「流泉寺美沙」と共に、モナ・リザの真贋について知識を深めていくが、突如謎の頭痛に襲われ、次第にその鑑定眼が失われていってしまう…。

 

映画「万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-」感想

★★★☆☆(半年後お時間ある方にオススメ)

脚本は、続編を考えていないような作りで、物語の展開がどんどん進んでいってしまい、原作を知っている人からすると「そこ省くの?」という感じがしてならなかったです。原作未読の人からすると、逆に何の先入観もないので、とてもテンポ良く見れるかもしれません。

「万能鑑定士」といいながら特に鑑定するのは最初ぐらいだけだったのが、少し残念でした。ただ、後半の点と点が繋がっていき、流れるようにフィナーレに持っていく構成は良く、全体的に気軽に楽しめる作品でした。

映像は、フランス パリで一部撮影されており、フランスの名所「凱旋門」や「オペラ座前」などが出てきて終始ステキです。その中でもルーブル美術館内で撮影が敢行されており、歴史と近代建築が複合したルーブル美術館内の映像は一見する価値有りです。(ちなみに、ルーブル美術館で日本映画が撮影されたのは今回が初めてだそうです)

音楽は、ドラマ「ATARU」などの音楽を手がけた羽深由理(はぶか ゆり)氏と、「予告犯」などの音楽を担当した大間々昂(おおまま たかし)氏との共同作品です。映画の雰囲気に合う、フランス パリを思わせるような楽曲と、モナ・リザの荘厳さを感じるような音楽がとても印象的でした。

 

映画「万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-」まとめ

最後に、映画も面白かったですが、原作の方もオススメします!小説は驚くほど読みやすく、「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリー」というキャッチコピーの通り、なるほどと感嘆する知識があり楽しめる作品です。是非一読を。

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