映画「FAKE」あらすじと感想
映画「FAKE」について
映画「FAKE」はノンフィクション作家であり、ドキュメンタリー映画「A」や「A2」、「311」などの作品を多く手がける森 達也(もり たつや)監督がメガホンをとった2016年公開のドキュメンタリー映画です。
【上映時間:109分】
映画「FAKE」キャスト
●佐村河内守
佐村河内守(さむらごうち まもる):耳に障害を持ちながらゲーム「鬼武者」の音楽や「交響曲第1番《HIROSHIMA》」など作曲したとして一躍注目されるが、実はゴーストライターがいたのではないか、と疑惑が浮上した。
●新垣隆
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新垣隆(にいがき たかし):佐村河内守 氏のゴーストライターであることを告白した。その後、ピアニストや作曲家という活動だけでなく、バラエティーなど活動の幅を広げている。
●森 達也
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森達也(もり たつや):ドキュメンタリー映画「A」「A2」から約15年のドキュメンタリー映画になる。明治大学特任教授をしながら、多くのノンフィクション書籍を出版している。
映画「FAKE」あらすじ
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耳が聞こえないという障害がありながら「交響曲第1番《HIROSHIMA》」を作曲し、現代のベートベント称された音楽家 佐村河内氏は、実は「作曲していない」だけでなく「耳が聞こえるのではないか?」と週刊誌にすっぱ抜かれ、世間から糾弾されてしまう。映画「FAKE」は謝罪会見後の佐村河内氏の1年4ヶ月の密着である。
映画「FAKE」感想
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★★★☆☆(半年後お時間ある方にオススメ)
概要:キャッチコピーは「誰にも言わないでください、衝撃の12分間」とあるように、多く書けませんが、私はこの映画で不覚にも感動してしまいました。
映像:密着ドキュメンタリーなので、ほとんどが手持ちカメラになるので、手ブレなどはありますが、ドキュメンタリーならでは緊迫感やリアル感が伝わってきました。所々に出てくる猫が可愛いです。
音楽:「交響曲第1番《HIROSHIMA》」は名曲です。ゴーストライター問題が起きる前、佐村河内氏は17歳の時に「原爆投下後の広島を表現した」「交響曲第1番《HIROSHIMA》」の構想を考えたそうです。ゴーストライターの新垣隆氏によると「交響曲第1番《HIROSHIMA》」は「ウルトラマン」や「スターウォーズ」、「宇宙戦艦ヤマト」の雰囲気を組み込んでいるそうです。そうを聞くと、そう聞こえなくもない…かなと思います。是非一聴を。