映画「散歩する侵略者」あらすじと感想
映画「散歩する侵略者」について
映画「CURE」は「トウキョウソナタ」や「アカルイミライ」、「叫」、「クリーピー 偽りの隣人」、テレビドラマ「学校の怪談シリーズ」、「贖罪」などの作品を手がけた黒沢清(くろさわ きよし)監督がメガホンをとった2017年公開のS F映画です。
原作は、劇団「イキウメ」の前川知大(まえかわ ともひろ)氏の舞台小説である。
映画「散歩する侵略者」キャスト
●長澤まさみ
加瀬鳴海(妻):夫の数日の行方不明は会社の同僚との不倫旅行だったと疑っている。
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● 松田龍平
- 加瀬真治(夫):行方不明後、性格が一変する。その後、会社を辞め毎日どこかへ散歩に出かけるようなる。
映画「散歩する侵略者」あらすじ
行方不明だった夫の加瀬真治は数日後、全くの性格が変わって家に戻ってくる。急に優しくなり穏やかな態度になった夫に困惑する妻の加瀬鳴海。その後夫の真治は会社を辞職し、毎日どこかに散歩に出かけて行くようになる。同時に、街では不可思議な事件や殺人事件が起きる。
映画「散歩する侵略者」感想
★★★☆☆(一ヶ月後お時間ある方にオススメ)
脚本:「ある視点」部門で、第70回カンヌ国際映画祭に出品され、世界21カ国で公開された作品という事もあり、面白いストーリーでした。ただ、岩明 均(いわあき ひとし)氏の「寄生獣」がベースになって作られているのかなと感じました。基本的には、SF映画なのですが、サスペンス要素、ホラー要素、コメディ要素など色々な要素が上手く絡みあった作品でした。
映像:黒沢清監督は本作で、第41回日本アカデミー賞 優秀監督賞を受賞をしてます。原作が舞台小説という狭い空間の作品を、広がりのある画で見事に表現しており、納得の優秀監督賞であると感じました。映画を見たことによって、舞台ではどういう風に表現されていのか興味が湧きました。
音楽:ドラマ「モンローが死んだ日」映画「旅の終わり世界の始まり」「一礼して、キス」「氷菓」「ReLIFE」「予兆 散歩する侵略者」などの音楽を手がけた林祐介(はやし ゆうすけ)氏が担当しています。映画のどことなく不安感や地球侵略という壮大なテーマを感じる楽曲でした。
映画「散歩する侵略者」まとめ
WOWOWでは映画「散歩する侵略者」のスピンオフドラマ「予兆 散歩する侵略者」が全5話で放送されました。私はまだこちらは見てませんが、もし興味のある方はこちらも一見してはいかがでしょうか。