映画「約三十の嘘」あらすじと感想

映画「約三十の嘘」について

映画「約三十の嘘」は「NANA シリーズ」や「ラフ ROUGH」、「黒執事」などの作品を手がけた大谷 健太郎(おおたに けんたろう)監督がメガホンをとった2004年公開のスタイリッシュ群像劇映画です。

原作はドラマ「崖っぷちホテル!」や「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜、「ロス:タイム:ライフ」などの脚本を手掛けている土田 英生(つちだ ひでお)氏が手がけた作品。

【上映時間:99分】  

 

映画「約三十の嘘」キャスト

● 椎名桔平

志方大介:詐欺師業界では一目を置かれるほどの詐欺師。3年前の仕事で仲間に金を持ち逃げされて以降、死亡説が流れるほど仕事に対する意欲をなくしてしまう。3年前の仕事のリーダー。

●中谷美紀

宝田真智子:盗まれたお金よりも、このチームを存続させようと犯人捜しに一人奔走する。3年前の仕事のメンバー。

●妻夫木聡

佐々木健二:生意気な性格だが、本当は志方を尊敬している。そんな志方に金の持ち逃げ計画を持ちかける。3年前の仕事のメンバー。

●田辺誠一

久津内守:6人の仲間を集めた今回の仕事を計画した。真面目な性格で、途中自分に詐欺は向いていないことに気がつき、今井を誘って金を持ち逃げを考える。3年前の仕事のメンバー。

●八嶋智人

横山宏紀:宝田が連れてきた仲間。軽薄な性格から今井を口説き、2人で金の持ち逃げようと提案する。唯一3年前の仕事のメンバーではない。

●伴杏里

今井優子:久津内と横山の持ち逃げ計画を受けられる。3年前の仕事のメンバー。

 

映画「約三十の嘘」あらすじ

3年前の詐欺で稼いだ金をメンバーに持ち逃げされ、解散していたチームが再び結集する。新しい仲間を加え6人で再び詐欺を行い7000万円という大金をせしめることに成功し、北海道から豪華寝台特急トワイライトエクスプレスで大阪に戻る途中で、金の入ったトランクが突然消えてしまう。

 

映画「約三十の嘘」感想

★★☆☆☆(1年後お時間ある方にオススメ)

脚本:あらすじから「どんな詐欺をするのかな?」「大どんでん返しが楽しみ」みたいな期待をすると肩透かしをくらいます。クライムサスペンス映画ではなく、ヒューマンコメディ映画と認識してみると良いと思います。

パッケージの雰囲気が好きな人、もしくは会話劇が好きな人は、楽しく見られると思います。

映像:ストーリーの大部分を「トワイライトエクスプレス」の車内で繰り広げられます。車内の内装や外の風景とのコントラストが良い雰囲気を醸し出していました。

音楽:クレイジーケンバンドの「あぶく」という楽曲がOP映像に使用されてます。OPの映像と音楽がマッチして最高です。本家のMVにも「約三十の嘘」のキャストが出ているので、是非そちらもチェックしてみてください。

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