映画「イン・ザ・プール」あらすじと感想

映画「イン・ザ・プール」について

映画「イン・ザ・プール」はバラエティ番組「笑う犬 シリーズ」や「ダウンタウンのごっつええ感じ」など人気番組の放送作家であり、映画「亀は意外と速く泳ぐ」や「図鑑に載ってない虫」、ドラマ「時効警察 シリーズ」、「演技者。」などの作品を手がけた三木 聡(みき さとし)監督がメガホンをとった2005年公開のハートフルコメディ映画です。

原作は小説「最悪」や「邪魔」、「空中ブランコ」などで有名な、奥田英朗(おくだ ひでお)氏の同名の小説映画化したものです。脚本は監督の三木 聡監督が担当しています。

本作では原作の「イン・ザ・プール」「勃ちっぱなし」「いてもたっても」を映画化している。

【上映時間:100分】

 

映画「イン・ザ・プールキャスト

● 松尾スズキ

伊良部 一郎:伊良部総合病院の息子。のデブな精神科医。とりあえず、患者が来たらビタミン注射を打つほどの「注射フェチ」。子供のように思い立ったらすぐに行動する。

●オダギリジョー

田口哲也:「勃ちっぱなし」の主人公。35歳のサラリーマン。ある夢のせいで、勃起が治らなくなってしまう。

●田辺誠一

大森 和雄:「イン・ザ・プール」の主人公。38歳の出版社に務めるサラリーマン。仕事中もプールで泳ぐことで頭がいっぱいになり、プール依存症になってしまう。

●市川実和子

岩村涼美(原作では岩村 義雄):「いてもたっても」の主人公。33歳のルポライター。タバコの火がちゃんと消えたか気になり、何事も確認しなくてはいらなれなくなってしまう。(原作では男性)

 

映画「イン・ザ・プールあらすじ

伊良部総合病院の精神科医 伊良部一郎の元に「プールに入りたくてしょうがない“プール依存症”」「ずっと勃起しっぱなしの“継続性勃起症”」「極度の確認行為をしてしまう“強迫神経症”」などすこし変わった悩みを持つ患者が日々診療に訪れる。

 

映画「イン・ザ・プール感想

★☆☆☆☆(3年後お時間ある方にオススメ)

脚本:監督の癖が悪い方向に影響してしまい、原作の良さが消されてしまったのが、大変残念です。原作をもっとシンプルにそのまま作って欲しかったです。

映像:三木 聡監督らしい、面白い仕掛けや小ネタ、美術などにおいて細やかなこだわりは見ていて楽しいが…という感じです。

音楽:エンディングテーマに「シュガー・ベイブ」の「DOWN TOWN」、テーマソングに「大滝詠一」の「ナイアガラ・ムーン」という名曲を持ってくるセンスは最高なのに…という感じです。

 

映画「イン・ザ・プールまとめ

監督の癖が悪い方向に影響してしまい、原作の良さが消されてしまったのが、大変残念です。原作をもっとシンプルにそのまま作って欲しかったです。その点、アニメ 空中ブランコ(イン・ザ・プールと同じ精神科医伊良部シリーズ)はアニメならでは味付けはあるものの、素晴らしい作品です。こちらの映画を見る前にアニメ 空中ブランコか原作小説を見ることを大オススメします。是非一読を。

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